iPhone6sで住宅写真を撮る時の三脚

iPhone6sで住宅写真を撮る時の三脚

選んで間違いのない三脚

建築写真撮影専門のfusephoto.netです。
iPhoneで美しい住宅写真を撮るには、三脚が必要です。
画質を落とさずに暗い室内を撮影するには、遅いシャッター速度を使う必要があるからです。
手持ちの撮影でシャッター速度が遅くなると手ブレしてしまうので、三脚は必須になります。

三脚は、構図を決めるときにも重宝します。手持ちでiPhoneを構えて、水平、垂直を決めるのは
なかなか大変な作業です。さらに水平垂直を固定しながら、手ぶれしないようにシャッターボタンを押すことが難しいのです。それでは、どんな三脚が良いのでしょうか?

住宅写真を楽しく撮影するための三脚

いつも一眼レフをカバンに入れて歩くのは重くてつらい、できるだけコンパクトで軽量な装備で、気軽にスマートに住宅写真を撮影したい。そんな欲求からiPhoneで美しい住宅写真を撮ろうと思いました。

軽量で、長時間持ち歩いても疲れない、かさばらず、カンタンに持ち運べるのは、カーボン三脚が良いでしょう。その中でもトラベル三脚というものが、旅行時の持ち運び用に設計されているのでサイズもカバンに入れて持ち運べます。軽量コンパクトな三脚は、撮影時に内装を傷つけるという心配も少ないです。

通常の撮影では、フルサイズデジタル一眼レフと広角レンズ、それに見合った堅牢な三脚。この3点だけで5kgほどになります。プロの撮影現場ではその他にも機材が必要になり、総重量30kgになることもあります。

一方、iPhone6sPlusにコンバージョンレンズを装着すると自重は313gでした。iPhoneは常に持ち歩いているので追加の重量には入りません。三脚だけを持っていけばスグに撮影を始められます。

ジッツオ GT1544T トラベラー三脚1型4段

数ある三脚の中から、おススメするのがGitzo GT1544Tというカーボン三脚です。
142cmまで伸ばすことができるので、住宅写真の撮影には十分使えます。

最大の耐荷重が8kgで、フルサイズの一眼レフに24-70mmのズームレンズくらいまでなら、十分に対応できます。iPhoneでの撮影以外にも活躍している、非常に使い回しの効く三脚です。

ジッツオ GT1544T トラベラー三脚1型4段
ジッツオ GT1544T トラベラー三脚1型4段

Gitzo GT1544Tの特徴

・高級な質感
・他のトラベラー三脚よりも軽い
・とても丈夫
・滑らかな操作性(実際に使ってみて感動するのがココです)

一般的に軽いと言われるトラベル三脚は、自重が1200g〜1800gです。Gitzo GT1544Tは高品質なカーボン性チューブを使用することで自重はわずか980gです、収納時の長さは40cm程度なので、カバンに入れて持ち運べます。

軽さと堅牢性が両立した非常に信頼性の高い三脚です。とても軽くてカッコいいので、いつも撮影に持って行きたくなる三脚です。

その軽さを生かして、撮影しにくい場所でも、正確に住宅写真を撮影することができます。

大きな三脚では不可能なアングルから撮影できます
大きな三脚では不可能なアングルから撮影できます

高めの価格設定ですが、良いトラベラー三脚はメインの三脚としても使えます。操作性、携帯性、堅牢性、耐久性、デザイン性どれを取っても最高レベルのトラベラー三脚です。選んで間違いありません。

ちなみに三脚の品質が悪いと使っているうちにこんなことが起こります。

・撮影しようとすると脚が崩れる。
・耐荷重がに余裕がない。
・高さが低い。
・付属の雲台の締め付けが弱い。

品質の悪い三脚は長年使っていくうちに、このような問題が非常に多く起こります。脚を伸縮させるロック機構に不具合が出ることが多いですね。動きが渋くなってきて、使っていてとても気分が悪いです。壊れるわけではないので、使う度に不愉快な気分を味わいます。

とはいえ、もう少し価格面で抑えられた製品もあるので後日紹介しようと思います。品質の高い三脚は、脚の伸縮にしてもスムーズで操作感が良いので、やはり一番に勧めるとしたらGT1544になりますね。

P.S.
Gitzoは1971年にフランスで設立され、現在はイタリアに生産拠点を持つメーカーです。三脚においては世界トップクラスの品質で、製品のデザインも優れているので世界中のプロに愛されています。

iPhoneで美しい住宅写真・インテリア写真を撮る方法

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           布施貴彦

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