iPhoneで撮った住宅写真をキレイに仕上げよう!
建築写真専門のfusephoto.netです。
iPhoneで住宅写真を撮ってレタッチをして仕上げるには、いくつか方法があります。
ここでは、操作も簡単でキレイに仕上げられる方法を紹介します。
撮影の手順
撮影からレタッチまでの流れは
1.Camera+で撮影(Lightroom mobileでも可)
2.Adobe Lightroom CCでレタッチ
です。
住宅写真をレタッチするには、Lightroomがいちばん適していると思います。
ホワイトバランスや露出の調整が、直感的でわかりやすいですし、部分補正ブラシは設定を変えて複数かけることによって、素材の滑らかな階調表現を崩さずに、明るさや色味の調整ができます。部分補正ブラシはPhotoshopには無い機能なので、使いやすいし、とても重宝しています。
1.Camera+で撮影(Lightroom mobileでも可)
iPhoneに広角のコンバージョンレンズをセットして三脚に固定し、アングルを決めます。Camera+を起動して、露出を決めて撮影します。
2.Adobe Lightroom CCでレタッチ
撮影した画像はパソコンに保存して、Lightroomで読み込みます。Lightroomの現像モジュールで、調整を始めます。調整項目は、
レンズ補正
変形
ホワイトバランス
階調
部分補正ブラシ
トーンカーブ
シャープ
ノイズ軽減
の順番です。
・レンズ補正
「色収差を除去」と、「プロファイル補正を使用」にチェックを入れます。
・変形
変形は、「自動」を押してみて、うまく補正されない場合は、「垂直方向」を使います。
スライダーを操作して微調整をします。
・ホワイトバランス
最初は「自動」で様子を見ます。理想の色味にならない場合は手動で行います。
・階調
「自動補正」を押します。和室なので明るすぎないようにします。
・部分補正ブラシ
ここは、慎重に丁寧に作業します。気になる部分に、補正ブラシをかけていきます。
・トーンカーブ
ポイントカーブから「コントラスト(中)」を使いました。効果によって調節してください。
・シャープ
シャープは「100」くらいで、半径は「1.0」のままで良いです。
・ノイズ軽減
「輝度」を40にしました。あまり数値を大きくすると、ディティールが失われるので、
画像を見ながら調整します。ノイズが消えたと思った、少し手前で止めるくらいがちょうど
良いです。
・シャープ
適用量:100
半径:1.0
ディテール:25
マスク:0
・ノイズ軽減
輝度:40
ディテール:50
コントラスト:0
カラー:25
ディテール:50
柔らかさ:50
以上で完成です。
撮影の時は、白とびをしないように露出を決めることと、レタッチは部分補正ブラシを、弱めに設定して、明るさと色味のブラシを別にかけることが、キレイに仕上げるコツになります。
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「想い」と「こだわり」を写真に
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布施貴彦
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