建築の価値を、正確に、誠実に、未来へ届ける。
布施貴彦(ふせ たかひこ)
建築写真家/一級建築士
二等無人航空機操縦士(国家ライセンス)
第三級陸上特殊無線技士・第四級アマチュア無線技士
日本建築写真家協会 会員
1971年、新潟県新潟市生まれ。
新潟市を拠点に、全国の設計事務所・建設会社・工務店を対象に
建築写真・建築空撮(ドローン撮影)を行っている。
私は、建築を単なる完成物としてではなく、
そこで人が過ごす時間や、空間に満ちる空気感まで含めた「体験」として写す
建築写真家です。
写真との原体験は、暗室の静けさの中にありました。
写真の魅力を知ったのは、10歳の頃。
小学校のクラブ活動で、父から借りたミノルタのレンジファインダーを手にし、
白黒フィルムを現像したのが、私の最初の写真体験です。
暗室で、真っ白な印画紙に像がゆっくりと浮かび上がってくる。
その瞬間の高揚感と緊張感は、今でも鮮明に覚えています。
光をほんの少し誤るだけで、すべてが失われてしまう。
その儚さの中に、写真という表現の本質があることを、
当時は言葉にできなくとも、確かに感じ取っていました。
建築を学び、建築を写す道へ。
父の影響もあり建築の道に進み、
建築系の学校を卒業後、ゼネコン、工務店、設計事務所を経て、
建築設計の実務に携わってきました。
設計事務所時代、
「建築の写真を撮ることは、空間を理解する最高のトレーニングだ」
という言葉をきっかけに、建築写真を本格的に撮り始めます。
図面を読み、空間を歩き、
納まり、素材、光の入り方を身体で理解する。
設計者として感じていた“言葉にならない違和感や心地よさ”を、
どうすれば一枚の写真に定着できるのか。
その探求が、私を建築写真の世界へと深く導いていきました。
設計事務所を主宰し、10年以上の実務経験を積む。
一級建築士の資格を取得後、
設計事務所を主宰し、10年以上にわたり設計・監理業務に携わってきました。
空間を構想し、現場と向き合い、完成へと導く経験を重ねる中で、
次第に強く意識するようになったのが、
建築の価値を「どのように伝えるか」 という問いでした。
どれほど丁寧に設計・施工された建築でも、
その魅力が正しく伝わらなければ、
未来の施主には届かない。
設計者として、その現実を何度も目にしてきました。
建築写真家として独立。
建築を読み解き、
最も美しく、最も正確に伝わる一瞬を探し、
撮影し、仕上げる。
設計者として培ってきた視点をもって建築と向き合い、
写真として定着させていくそのプロセスに、
私は自然と深く没頭していきました。
設計の経験があるからこそ、
建築の本質を理解し、
設計意図を損なうことなく表現できる。
そう確信し、最終的に選んだのが
建築写真家としての道でした。
設計意図を、写真という言語に翻訳する。
私は建築写真を、
「完成後の記録」ではなく
「設計思想を伝えるための翻訳」 だと考えています。
設計者が何を大切にし、
どこに時間をかけ、
どの瞬間を最も見せたいのか。
図面と空間の両方を理解したうえで、
構図・光・色を組み立てます。
納まりや素材の扱い、
時間帯によって変化する空間の表情など、
設計者にしか気づかない価値を、写真として定着させること
が、私の役割です。
空撮・ドローン撮影にも、建築の理解と安全性を。
近年、建築写真において
ドローンによる空撮の重要性は急速に高まっています。
私は、
二等無人航空機操縦士(国家ライセンス) を取得し、
第三級陸上特殊無線技士・第四級アマチュア無線技士として、
法令遵守と安全管理を徹底したうえで空撮を行っています。
単に「上から撮る」のではなく、
建築全体の構成や敷地との関係性、
設計意図が伝わる高度・角度を読み取ること。
設計と建築を理解した建築写真家だからこそできる
意味のあるドローン空撮 を提供しています。
工務店に求められる「信頼」を、写真で支える。
工務店の建築写真に求められるのは、
美しさだけでなく 安心感と信頼感 だと考えています。
丁寧につくられていること。
現場が整っていること。
職人の仕事が伝わること。
それらは過度な演出ではなく、
正確な色表現と落ち着いた構図 によって、自然に伝わります。
ホームページ、SNS、パンフレット、見学会告知など、
実際の集客や営業でどう使われるか を意識しながら撮影しています。
正確な色表現は、建築への敬意。
デジタル撮影の時代になり、
写真は「撮る」だけでなく「仕上げる技術」が強く求められるようになりました。
正確な色を再現するためのモニター環境、
カラーマネジメント、
建築素材への理解。
私は一貫して、
設計者・施工者が意図した色や質感を歪めないこと
を、撮影と現像の基準にしています。
それは、建築への敬意そのものだと考えています。
建築写真は、次の仕事を生むための道具。
インターネットが普及し、
建築の価値は「実物を見る前」に判断される時代になりました。
建築写真は、
作品集であると同時に、
未来の施主と建築をつなぐための重要なツール です。
私は、
建築写真が「次の仕事につながること」を常に意識しながら、
一棟一棟と誠実に向き合っています。
建築と誠実に向き合う方のために。
fusephotoでは、
建築と真摯に向き合う設計事務所・工務店の皆さまにとって、
相談しやすく、長く付き合える建築写真家であることを大切にしています。
建築写真・建築空撮・ドローン撮影について、
ホームページに書ききれない細かなご要望にも、
できる限り柔軟に対応いたします。
建築の魅力を、
正確に、誠実に、そして未来へ。
一級建築士として設計を理解し、
国家資格を持つ建築写真家として、安全に空からも建築を伝える。
布施貴彦
撮影についてのご相談について
建築写真・建築空撮・ドローン撮影に関して、
ホームページに記載していない内容や、
個別のご事情を踏まえたご相談にも、可能な限り対応しています。
「どのような写真が必要か、まだ整理できていない」
「設計意図をどう伝えればよいか迷っている」
といった段階からでも構いません。
建築を理解する立場から、
目的や状況に応じた撮影の考え方をご提案します。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
拠点について
当スタジオは、
東京都文京区小石川を拠点に活動を開始し、
2016年5月より新潟市にも拠点を構え、
現在は東京と新潟の二拠点体制で活動しています。
主な活動エリアは、
東京―新潟を結ぶエリアを中心としながら、
設計事務所・工務店からのご依頼に応じて、
全国各地での建築写真撮影・建築空撮に対応しています。
これまでに、大阪・神戸をはじめとする関西エリアでの出張撮影実績もあり、
地域や規模を問わず、建築の特性に応じた撮影を行っています。
首都圏での設計・撮影経験と、
地域に根ざした建築の現場、
その両方を知る立場から、
全国の設計事務所・工務店の建築写真撮影に対応しています。