リピートを増やすための建築写真
建築写真撮影専門のfusephoto.netです。
建築写真がwebサイトに貢献できることはなんだろうと考えるときに、1つは、そのwebサイトの再訪率を上げることではないかと思います。
そして、お客さんの興味を引くことが大切です。webサイトのアクセスを上げる施策を行い、たくさんの新規のお客さんに見てもらってもすぐに離脱してしまっては意味がありません。
お客さんの問題を解決するコンテンツを置きwebサイトの回遊率を上げて、さらに再度訪問してもらうためにはどうしたらいいのか。
コンテンツの内容が重要であるということはもちろんのこと、お客さんが見る建築写真が印象に残るものかどうか、ということが重要になります。
家族が集まって笑顔でいる写真なのか、これから手に入れる幸せな生活の一場面を想像させる写真なのか、建築写真の表現も様々です。
わたしは建築写真を撮影するときに『何度も見たくなる建築写真』を意識して撮影し、現像処理においても細心の注意を払っています。
何度も見たくなる建築写真というのは、見たときと同じ感情を何度も、繰り返し体験したいという欲求を刺激しています。あのときと同じ感動を体験したい、同じ感情をあじわいたい、といった欲求がwebサイトの再訪率を上げることになります。
これは言葉で説明できることではないのですが、私の中で常に意識している部分です。それが、構図であったり、色の表現であったり、現像のワークフローに影響することになります。
気をつけていることの1つは、現像作業で修正しすぎないことです。細部まで修正をしすぎてしまうと、写真はとても綺麗になりますがCGのように見えてしまいます。
CGのようにはしたくない
わかりやすい例えで言うと、
ダニエル・クレイグは男性から見ても魅力的な俳優で、ファンも多いと思いますが、
CGで作られたダニエルをずっと見ていたいと思う人は少ない。ということです。
むしろCGで作られた人間はちょっとキモいと思う方が多いのではないでしょうか。
そうです。CG画像はちょっとキモいのです。
これは建築写真においても同じではないでしょうか。修正しすぎた建築写真はちょっとキモい。ということです。
fusephoto.netでは、リアリティを表現しつつ、心に描いている想像のイメージと合うような建築写真に仕上げることを目標にしています。
マーケティングを意識して建築写真を使う
どんな写真に惹かれるかというのは、人によって様々です。
ですが、webサイトにはマーケティングが必要なので、写真を掲載するときは、どんなお客さんに来てもらいたいのかペルソナを設定する必要があります。
ペルソナとはモデルユーザーのことで、ターゲットとするユーザーを明確にし、人物像を設定することです。
ペルソナ・マーケティングについて、ここでは詳しくお伝えしませんが、ユーザーの人物像は具体的に絞るほど、反応率、成約率が上がります。
さらにターゲットを絞り込むことにより、他のユーザーの反応も上がることになります。
現代のユーザーのライフスタイルは多様化しており、“広く浅い”ユーザー像を捉えるマーケティング手法では、ほんとうにお客さんが欲しいものがわかりにくくなっています。
たとえば、同じ20代後半の女性でも、既婚で主婦の場合と、キャリアウーマンでは価値観が違うようなことです。
価値観が違えば、欲しいものも違ってきます。
様々なマーケティングデータを多面的に収集し、お客さんの声を集約して代表的なモデルを人格化したペルソナの活用は、一見「たった一人」を目指すようでありながら、その背後に隠れた多くの人の心を打つことにつながります。
あなたのwebサイトにもぜひ、ペルソナを設定して魅力的な建築写真で再訪率をUPしてください。
「こだわり」と「想い」を写真に
fusephoto.net
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