iPhoneだけで、美しい住宅写真を撮影するための2つのアプリ
建築写真のfusephoto.netです。
今回は、iPhone6sPlusと広角のコンバージョンレンズを使い撮影しています。
iPhoneで撮る住宅写真のレタッチは、Adobe Lightroomを推奨しています。
使い方が直感的でわかりやすく、写真のレタッチに特化した機能が充実しています。
Photoshopは使いにくい、ちょっと機能がたくさんあって複雑だなと思っている人にも、LIghtroomは使いやすく設計されています。
特に、部分補正ブラシという機能は、住宅写真を自然に美しく仕上げるためには、なくてはならない機能です。iPhoneで撮る住宅写真を美しく仕上げるためには、Lightroomをオススメします。
でも、今回は、より手軽さを求めることにします。iPhoneだけを使って、撮影からレタッチをしてwebサイトやツイッターなどのSNSに載せることができる住宅写真を作りましょう。
使用するアプリは、次の2つだけです。
1.Camera+
iPhone6s で使えるカメラアプリはたくさんあります。標準で最初からあるカメラでも良いですが、ここでは「Camera+」を使いましょう。特に、住宅写真を撮る時に使う機能で重宝する特徴は、
・使いやすいインターフェース
・ピントと露出をそれぞれオート、
マニュアルで設定できる。
・ホワイトバランスの設定
・SNSとの連携機能
・露出補正
が挙げられます。
Camera+は撮影するだけでなく、写真を編集して、管理できる機能があります。そしてFacebookやTwitter、 FlickerなどSNSで写真を共有することができます。
Camera+は、鉄板中の鉄板として知られる最強カメラアプリです。
撮影機能はシンプルで使いやすく、露出と焦点を別々に設定できるので、明暗のコントロールを簡単に調整できます。
構図をより魅力的にするための“三分割法”を使って簡単にグリッドに配置することができます。
ホワイトバランスを選択できます。ホワイトバランスと言うのは、環境光による被写体の色被りを抜き、白を出来るだけ白く補正する機能です。その時の環境光に合わせて設定してもいいですしディスプレイを見ながら好みの色合いに寄せてもいいと思います。
これは通常のiPhoneカメラには無い機能なので、住宅写真を、思い通りの色味に仕上げるために、ホワイトバランスの設定は必要な機能です。
2.Pro HDR X
iPhone6s のカメラにはHDR撮影の機能がありますが、HDRのオンオフしかできないので、ここでは、HDRのカスタマイズ機能が優れたPro HDR X を使ってみましょう。
撮影機能に優れた Camera+ と連携をすることで、より美しい写真を作り上げることができます。
明暗差のあるシーンを撮影する場合、明らかにProHDRの方が見た目に近い画像が撮影できます。
更に、Camera+と組み合わせることにより、ピント位置を調整し、ブレない画像を撮影することで、より品質の高いHDR画像が得られます。
カメラにとって厳しい条件の撮影は、適正露出の写真に加え、明暗差の写真を2〜3枚残すクセをつけることをおすすめします。
iPhone6sで美しい住宅写真・インテリア写真を作る、撮影からレタッチまでの作業工程のレポートを無料で配布しています。
「想い」と「こだわり」を写真に
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布施貴彦
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